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宮崎県 日高医院
宮崎の葉枯らし材をふんだんに使った「自然の木」の医院
1999年12月に建替た日高医院。設計・施工を担当した「株式会社 千人」さんのお話によると「宮崎県産材の葉枯らし材を中も外もふんだんに使ったエコロジカルな【自然の木の医院】」で、たしかに一般の病院とは異なる落ち着いた風格があり、オープン当初にはファミリーレストランと間違えて入ってくるカップルもいたそうです。

もともとは日高四郎院長のお父さんである敏美さんが、現在地で1958年に開業。95年には、総合病院に勤務していた四郎さんが院長を継ぎましたが、敏美さんもまだ現役でお元気に活躍なさっています。 

建替えたのは、以前の施設がさすがに老朽化してきたころに加えて、医師が二人になったことで手狭になったという事情もありました。

「一昨年の冬、たまたま日曜診療の担当の日にインフルエンザが大流行して、父と私とで137人の患者さんを診たことがあったんです。
順番待ちの患者さんに十分な休憩時間が取れないし、これだけ忙しくなるとスタッフを増やさないことには対応しきれない。思い切って建て直して、もっとゆとりのある病院にしたいと考えたのが決断したきっかけですね。」 
さっそく以前からの付合いだった千人さんに相談。以来、いろんな物件を見学に行ったり、週1回定期的にミーティングを重ねたりしながらイメージを固めていき、昨年5月には着工にこぎつけました。

患者さんの快適さや安全性の確保に最大限配慮した設計に
日高医院では、四郎さんも敏美さんも午前中は院内で診察し、午後からは往診に出るというパターンをずっと続けられています。それは「元気な医者が、病気で動けない患者さんの所へ出向くのは当然」という考えがあるから。建替えに際しても、患者さんの快適さや安全には最大限の配慮がなされました。

暖房システムとしては、太陽熱を利用した24時間暖房のハイブリッドソーラーハウスを選択。バリアフリーにも細かい気配りがなされていますが、一番こだわったのは【木の暖かさ】を大切にする、ということでした。「木造にこだわったのは、なによりそれを望む患者さんの声が多かったからなんです。」

以前の病院の、木造がもつやさしさや温もりをぜひ残して欲しい、そんな患者さんたちの要望を、日高さん親子は大切にしたのです。
 

患院内全体を一定に保ち、血圧の上昇や悪寒、ヒートショックを回避
ハイブリッドソーラーハウスを採用したことによる最大のメリットは、病院内全体に温度差が生じない点でした。
 
「病院というのは、冬場の暖房法に非常に気を使う所なんです。たとえば診察やレントゲンの撮影で、上半身裸になっていただくことが多い。服を脱いでいただく場所が寒いと、それだけで血圧が上昇してしまう。そのためストーブやエアコンを利用するんですが、いやな臭いや不自然な暖かさで気分が悪くなるケースがかなりあったんですよ。そんな心配が、ハイブリッドソーラーハウスのお陰ですっかり解消されました。」
冬場の寒いトイレではヒートショックを起こす危険がありますし、点滴の間に横になっていただくベッドが冷たいと悪寒が止まらないため、やはり危険だそうです。その意味では一般の住宅以上に、病院をハイブリッドソーラーハウスとして設計に折り込むことは効果的だと考えられます。

床全体が暖かいのも、患者さんやスタッフに大好評。あまりの心地よさに、床に座り込んでくつろぐ高齢の患者さんや、床に眠り込んでしまう子どもの患者さんも少なくないとか。そてにストーブやエアコンだと部分的に室温が上がり過ぎて、病院全体の室温を20度前後で一定にできる蓄熱方式の床暖房だと、そんな心配もありません。
自然の木材をふんだんに利用し、草木から抽出した染料でその木材を仕上げる「草木染め」を採用したのも正解だったようです。

「シックハウスの症状があり、新築の建物は苦手だという患者さんにも、この病院は全然平気だと喜んでいただけました。病院はなによりも【癒しの場】ですから、患者さんに喜んでいただけるとほっとしますね。」

吹抜けを通して一階の患者さんやスタッフとつながる快適さ
【自然の木の医院】にこだわった理由は、もうひとつあります。それは【百年構造】の病院にしたかったということ。
 
お父さんからの病院を受け継いだ四郎さんには、地域の人々に愛され、地域に溶け込んだ日高医院を、子どもさん、お孫さんの代にまで大切に引き継いでいきたいという願いがあるからです。

「これからは電子カルテなどコンピュータの利用が進むのは確実です。そんな時代になったとき、デスクワークで情報の整理がしやすいようにいろいろと工夫はしましたね。」
 

広い待合室の上が吹抜けになっていて、その真上の二階が院長室兼医局。効率的なデスクワークができるよう設計された院長室からは、吹抜けの窓を通して一階の待合室の様子がつぶさにわかります。

「急患さんが来てもすぐ分かりますし、窓から顔を出せば下のスタッフと話もできる。二階に孤立しているという感じが全然なくて快適ですね。」

すべてがうまくいった今回の建替え。成功の秘訣は、患者さんやそこで働く人みんなの【自然な心地よさ】を重視した点にあるようです。
(株)千人
 
日高医院HP
http://hidakaiin.jp/
 
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