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チリウヒーター

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BOSSのひとりごと 2020年2020

2001 24時間換気の正しい理解を

 人が体に取り込むものの最大のものは空気で、一日に16㎏位。水や食料はそれぞれ1.5kg以下なのでどれほど多いか分かります。しかもその空気の8割近くは家の中の空気です。では、その屋内空気は屋外空気とどちらの空気質が悪いでしょうか?殆んどの調査研究は、特定な地域以外では、屋内空気が悪いと指摘します。ファンヒーターやタバコなどは最悪ですが、そうでなくても、人が排出するCO2や水蒸気、家具などから出る揮発性有機化合物、掃除の粉塵、ダニ、洗剤の揮発成分、料理で発生する匂いなど。料理で生成される多環芳香族炭化水素(PAHs)危険性を指摘する人もいます。昔の家は隙間風家の中の空気は毎時2回以上入替っていましたが、その後家の気密性が高くなりました。そこで2003年に建築法規で「24時間換気システム」の装備が義務付けされ、家の空気を毎時半分づつ入れ替えます。以後の建物にはすべて装備され、シックハウスという言葉がメディアを騒がせなくなったのもこのころからです。ところが、現実は換気装置が正しく役に立っていない例が非常に多いのです。原因は、居住者が上に述べた24時間換気の必要性を理解していないことで、換気装置を装備した家の多くで、①換気ファンのスイッチを切っている、②給気口を閉じてしまう、のいずれかで換気システムを殺している例があまりにも多いことに驚かされます。筆者は、換気ファンにスイッチを設けないこと、給気口は決して閉じないこと、をお勧めします。

    換気不要の昔の家        換気装置装備の今の家

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